Azure SQL Database監視

Azure SQL Database監視の概要

Microsoft Azure SQL Databaseは、スケーラブルなフルマネージドリレーショナルデータベースサービスです。

Applications Managerは、Azure SQL Databaseの主要なパフォーマンス項目やクエリの統計情報を監視することで、Azure SQL Databaseを使用するシステムで発生した問題や障害を迅速に発見できるようにします。

• キャパシティとリソースの使用を可視化
• クエリを監視してデッドロックなどのトラブルを検知
• データベースのパフォーマンスを監視

キャパシティとリソースの使用を可視化

Applications Managerでは、Microsoft Azure SQL Databaseを監視し、DTU使用率や読み込み・書き込み使用率などのパフォーマンス指標を可視化します。CPU、ストレージ、I/Oなどのリソース使用量のデータを収集し、データベースの効率を把握したり、最大容量に達する前に対処したりできるようになります。

クエリを監視してデッドロックなどのトラブルを検知

Applications Managerでは、クエリ実行中の待ち時間、過去の長時間実行クエリ、ブロックされたクエリなどのデータを可視化します。ロックの待ち時間の監視により、クエリによるデータ競合の有無を把握できます。また、ページIOラッチ待ち時間はIO応答の遅さを示し、ページラッチ更新待ち時間はファイルレイアウトの誤りを判断できます。さらに、デッドロックなどのトラブルの発生を検出し、管理者にお知らせします。

データベースのパフォーマンスを監視

CPU、読み取り、書き込み、セッション数、クライアント接続など、Azure SQL Databaseの各パフォーマンス項目を監視することで、データベースの負荷がパフォーマンスに与える影響を評価できます。また、カスタムSQLクエリを使用してデータベースから取得されたすべてのデータを監視します。

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