Applications ManagerのAWSコンテナサービス監視
Amazon(AWS)のコンテナサービスはコンテナ化されたアプリケーションの管理と実行を支援します。コンテナサービスを利用することで、クラウド上でコンテナを簡単にデプロイ、管理、拡張できるようになり、基盤となるインフラの管理を効率化します。
Applications Managerでは、AWSのコンテナサービスを監視することで、サービス環境のパフォーマンスとステータスを可視化できます。Applications Managerは、以下のAWSコンテナサービスの監視と管理に対応しています。
Elastic Container Service(ECS)監視
Applications ManagerでECSを監視することにより、コンテナクラスター内部の動作や処理の状況を把握できます。
実行中やドレインのEC2やFargateのサービス数・タスク数など、クラスターの主要な構成を監視できます。また、CPU、メモリー、ストレージ、ネットワークの統計などのパフォーマンス項目を監視することで、デプロイの最適なパフォーマンスを確保します。個々のタスクのリソース消費の推移などを把握することで、問題やパフォーマンスのボトルネックの切り分けと解決を支援します。
Elastic Container Service(ECS)監視の詳細はこちらをご覧ください。
Elastic Kubernetes Service(EKS)監視
Applications Managerでは、EKSクラスタ、ネームスペース、ノード、ポッドを監視して可視化できます。クラスタのスケールアップ、アプリケーションのパフォーマンスを監視し、パフォーマンスのボトルネックの特定を容易にします。
さらに、クラスタで実行されているサービスを監視し、サービスタイプ、サービスプロトコル、実行中のポッド数などのAmazon EKSのパフォーマンスに関する項目を把握できます。サービスマップを使用してすべてのサービスとネームスペースの詳細を可視化することで、複雑になりやすいKubernetes環境の状況がすぐにわかるようになります。
Elastic Kubernetes Service(EKS)監視はこちらをご覧ください。
Elastic Container Registry(ECR)監視
Applications ManagerでAmazon ECRを監視することで、コンテナイメージがセキュアな状態で最適化されているかを確認できます。
Dockerイメージのプル回数を監視することで特定のコンテナイメージの需要を判断したり、クリティカルからインフォメーショナルまでの重大度レベルの内訳を監視することで、セキュリティ脆弱性を早期に特定したりできます。また、ストレージを最適化し、イメージ運用を効率的に管理することで、安全なリポジトリを維持できます。